天才的な”光”の使い方 |「新しい世界」MV解説 - 乃木坂46 音と映像の美学
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天才的な”光”の使い方 |「新しい世界」MV解説

20thシングル「新しい世界」
05 /02 2018
「新しい世界」のMVを製作した横堀光範監督は乃木坂46の楽曲を担当するのは初めてですが、また天才的な映像作家が現れたと感じました。3期生が初めて参加するアンダー楽曲、「新しい世界」は表題の「シンクロニシティ」よりも手間も時間も、何よりも経費がかかっているはずです笑

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まず、新しい世界の既出情報から
作詞:秋元康
作曲:古川貴浩
MV:横堀光範
振付師:CRE8BOY

今回の作曲である古川貴浩さんは、乃木坂ではかなりの数の楽曲を担当されています。具体的には、「月の大きさ」「やさしさとは」「制服を脱いでサヨナラ…」「大人への近道」「Threefold choice」さらに20thシングル「シンクロニシティ」の収録曲でもある「Against」も担当されている方です。「やさしさとは」、「制服を脱いでサヨナラを…」「大人への近道」と主旋律に古川さん独特な特徴があり、この特徴に「新しい世界」も合致していますね。

Music Videoの撮影場所は、国立天文台野辺山というところらしいです。
国立天文台 野辺山のホームページの画像の利用許諾に、ウェブページの利用はクレジットがあれば、申請が不要と書いていたので、ありがたく使わせていただきます。

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めちゃくちゃ綺麗な場所ですね。すごく見てみたくなりました。行けるのかわかりませんが、乃木坂のファンの聖地巡礼で見学への問い合わせが殺到しているのではないとか推測できます笑
そもそもこの場所を選択することにもセンスを感じます。

この楽曲を担当した横堀監督ですが、特徴としてはノスタルジックな雰囲気とどこか懐かしさを感じさせる映像を得意としているように伺えます。「新しい世界」も同じような特徴を持っています。以下の楽曲も横堀監督が担当した他の楽曲です。









とても暖かくも「ノスタルジー」という言葉がぴったりな雰囲気を持っています。
そして、特質べきは逆光の使い方、光の使い方にセンスを感じます。「新しい世界」の1:09以降の部分での窓から溢れる光が、「希望」を表現しているようにも思えます。「窓に刺す一筋の光」という人フレーズが「希望」に関連付けられるように、それを映像で再現しているように思えます。他には、図書館の場面ですね。2:13の能條さんが出てくる場面でも意図的な逆光を窓から差し込んでいます。これによって、映像に意味を持たせる色を付随させているように思えます。

特に、このMVはあらゆるところに差し込まれた光が特徴的です。特質べきはアコギのソロの終盤の3:42あたりの雲に隠れた太陽光が徐々になくなって、光の量が増えていき、大サビ(3:52)に入るとと逆光からメンバーにピントを合わせるという発想ですね。この発想は天才だと思いました。その後にも、植物が育つという情景を生み出します。この「光」こそ「希望」に見立てているのだと感じます。

この監督は天才なので、やがて主題歌のMVの製作も担当するのではないかと筆者は考えております。





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乃木ファン

たまたま見た乃木坂46・「命は美しい」のMusic Videoを見た時に映像作品に心が惹かれて、乃木オタになったバンドマンの成れの果て。