「シンクロニシティ」MV解説 - 乃木坂46 音と映像の美学
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「シンクロニシティ」MV解説

20thシングル「シンクロニシティ」
04 /14 2018
更新日:2018年 4月 14日 (土)

当解説は筆者の主観が大いに入っているため、読者の皆さんの解釈と照らし合わせて、賛同していただける部分が一つでも多くあればいいとお思います。
そのため、その解釈は間違えだと感じたら、無視していただいて構いません。


まずは、前提情報から説明していきます。

作詞:秋元康
作曲:不明(判明し次第記述します。) シライシ 紗トリ (更新日:2018/4/25 (水))
監督:池田一真
振付師:不明(判明し次第記述します。) Seishiro (更新日:2018/4/25 (水))

ダンスのジャンルに関しては、今は流行中のコンテンポラリー・ダンスです。
乃木坂46以外のミュージシャンのPVやMVで使用されているものとしては、米津玄師さんの「Lemon」、宇多田ヒカルさんの「Forevermore」、大橋トリオさんの「東京ピエロ」など使用される機会が増えてきました。

コンテンポラリー・ダンスとは...
"フランス語の「ダンス・コンテンポランヌ」の英訳語。1960年代以降の前衛的なダンスがルーツ。現在のコンテンポラリー・ダンスと言われているものは1980年代前半のフランスが発祥。"
引用:Wikipedia

初期の乃木坂はフランスをイメージした、フレンチ・ポップを意識した楽曲を多く使用していたこともあり、コンテンポラリー・ダンスを採用したとも考えられますね。

振付師に関してはまだ判明してませんが、インフルエンサーの振付に似たようなところも多いので、振付師はSeishiroさんだと個人的には感じています。確証はありません。 (更新日:2018/4/25 (水))

監督は池田一真監督です。乃木坂46の楽曲でいえば、「制服のマネキン」、「扇風機」、「孤独兄弟」のMVを手がけている監督です。生駒さんが最後の楽曲なので、乃木坂の代表曲の一つである「制服のマネキン」に合わせたのかもしれません。

【目次】
1. ~0:37
2. 0:38~0:53
3. 0:54~1:56
4. 1:57~2:16
5. 2:17~2:54
6. 2:55~3:55
7. 3:55~


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1. ~0:37

イントロではみんな別々のことをしていて、一つの方向を見ていません。グループとして同じ方向を見ていなかった時のこと、あるいはみんな自分のことで精一杯だった頃の乃木坂46のメンバーを表しているのだと思います。
具体的には生田さんが足をいじっていたり、西野さんが手をいじっていたりしています。撮影中にそのような集中力のかけたことはしないと考えられるので、あえてそうしているように感じます。おそらく監督から好きなように動いてくれと頼まれたのではないかと推測できます。
ただし、大園さんだけは踊っている白石さんの後ろでじっと白石さんの方を見ています。恐らくは監督からの指示なのだと思われますが、白石さんが踊っている時ピンぼけで白石さんの方を見ている大園さんが映されています。そして、その後大園さんの後ろで踊り始める桜井さんとともにピントが合います。おそらくこの場面では「憧れ」を表しているように感じました。

2. 0:38~0:53

1回目のkeep goingと2回目のkeep goingを比べてみると、2回目のkeep goingの時の方が、座っているメンバーが踊っている人を見ている割合が高いです。これは、徐々にグループが一つにまとまってきているというのを表現しているのだと思います。

3. 0:54~1:56

二番が始まると白石さんが周りをキョロキョロしたり、戸惑うような表情を出します。ここでは見ず知らずの人、つまりメンバーや運営側ではないファンや乃木坂の名前だけ知っているような人たちのことを表していると思われます。おそらくここでの白石さんの役は初期の生駒さんを投影させているのだと考えられます。生駒さんの最初の頃の不安を表現しているのではないでしょうか。
「少しだけ〜」以降の歌詞では、メインボーカルが生駒さんになっているので、ここの歌詞は生駒さんに歌わせたかったものだろうと推測できます。つまり生駒さんの気持ちを代弁した歌詞になっています。
最後には、白石さんが突き飛ばされます。(自分で突っ込んで行ったのですが...)
しかし、不本意ながら集団の先頭に祭り上げられる生駒さんの辛さを表しているのだと思います。乃木坂初期の白石さんの立ち位置は常に二列目でした。
しかし、サビが始まると集団の中に入って一つになり、責任をみんなで持とうという意思の現れだと推測できます。

4. 1:57~2:16

「みんな〜」からの部分は生駒さんのソロダンスですが、生駒さんは歌っていません。メインのボーカルが生田さん→衛藤さんとなっています。このマスタリングはおそらく生駒さんに声をかけているようなイメージで作られていると思います。
生駒さんが両手を同時に下に勢いよく下げた振り付けのところは「怒り」を表していると思いますが、それに周りのメンバーがお腹を突き出すような振り付けをします。これを見た生駒さんが周りの人たちを半信半疑にみるような表情します。その後、「幸せ」を感じているような表情に変わります。
この十数秒で「怒り」、「疑い」、「幸せ」を表情だけで表現できるのはさすがとしか言えません。若月さんがいうように生駒さんは「表情おばけ」ですね。

5. 2:17~2:54

ここのサビでは、最初白石さんがソロのダンスですが、歌詞の「一緒に泣く」の部分で白石さんの後ろ姿だけが映されて、カメラの前から後ろ向きのまま消えて行きます。一人ではなくて一緒に誰かがいるということを表現しているものだと思いました。
そのあとに生駒さん、飛鳥さん、堀さんのペアと桜井さん、山下さん、与田さんのペアでダンスのシーンがあります。「命は美しい」の階段を降りて行くシーンの先頭にも生駒さんと桜井さんが登場していましたが、この二人が今までの乃木坂を引っ張ってきたのだと表現しているのだと思います。その二人プラス次世代のメンバーですね。
桜井さん、山下さん、与田さんが踊っている後ろで白石さんが見切れているのですが、見切れてるのに存在感凄すぎですね。いつかの生駒さんが「ピント間違ってますよ」と言ったのを思い出しました。原因は松村さんではなく、白石さんにあったみたいですね。

6. 2:55~3:55

静かなサビのところの歌詞で前の歌詞と同じ部分「きっと〜」からの「あるだろう」の歌詞を「あるあろう」と歌ってますね。1回目サビとは違って静かな雰囲気で、優しい感じを出したいため、少し舌ったらずに歌っているのだと思います。
また、「涙が溢れる」のところで全員が中心に向かってみるところがありますが、高山さんが西野さんを完全に笑かしにきてますね。それにつられて、白石さんが笑っているので、振り入れの段階からずっとやっているのだと思います。仲の良さが伺えますね。ちなみにこの時、飛鳥さんも高山さんの方を向いているので、その後の転調した大サビのところで笑ってしまっているのだと思われます。
しかし、これのおかげで今までは真剣にいい意味で硬い表情で歌っていたのが、大サビで笑顔の人が増えたことによって画面が華やかになりますね。

7. 3:55~

このシーン白石さん以外のメンバーは後ろ向いていますが、おそらく何人かのメンバーは笑っているのではないかと思っています。
白石さんが先頭で後ろの様子がわからないという不安を表していると思います。メンバーも全員後ろを向いてますが、白石さんに限らず先頭に立っている人間は自分より後ろにいる人が前を向いていようが後ろを向いていようがわからないという事実があります。観測するまでわかりません。シュレーディンガーの猫と同じです。白石さんのように先頭に立つ立場からすれば、その後ろの空間でみんなが後ろを向いているかもしれない不安が常につきまとうのです。




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乃木ファン

たまたま見た乃木坂46・「命は美しい」のMusic Videoを見た時に映像作品に心が惹かれて、乃木オタになったバンドマンの成れの果て。