シュレーディンガーの猫 |「シンクロニシティ」MV解説 - 乃木坂46 音と映像の美学
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シュレーディンガーの猫 |「シンクロニシティ」MV解説

20thシングル「シンクロニシティ」
04 /28 2018
更新日:2018年 4月 28日 (土)

当解説は筆者の主観が大いに入っているため、読者の皆さんの解釈と照らし合わせて、賛同していただける部分が一つでも多くあればいいと思います。

まずは、前提情報から説明していきます。

作詞:秋元康
作曲:シライシ 紗トリ
監督:池田一真
振付師:Seishiro

ダンスのジャンルに関しては、今は流行中のコンテンポラリー・ダンスです。

コンテンポラリー・ダンスとは...
"フランス語の「ダンス・コンテンポランヌ」の英訳語。1960年代以降の前衛的なダンスがルーツ。現在のコンテンポラリー・ダンスと言われているものは1980年代前半のフランスが発祥。"
引用:Wikipedia

初期の乃木坂はフランスをイメージした、フレンチ・ポップを意識した楽曲を多く使用していたこともあり、コンテンポラリー・ダンスを採用したとも考えられますね。

監督は池田一真監督です。乃木坂46の楽曲でいえば、「制服のマネキン」、「扇風機」、「孤独兄弟」のMVを手がけている監督です。生駒さんが最後の楽曲なので、乃木坂の代表曲の一つである「制服のマネキン」に合わせたのかもしれません。

当サイトは、シンクロニシティMV解説を分割して、追記を加えたサイトです。


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観測する過程が見たいのに、その観察結果が見れないという矛盾を抱えた実験であるシュレーディンガーの猫の実験ですが、全ての万物は誰かが観測しなければ、あるいは自分が観測するまで本当にそれが起こっているのかはわかりません。

シュレーディンガーの猫に関してはこちら
シュレーディンガーの猫 - Wikipedia

3:55秒の場面この場面を見てそんな風に筆者は考えました。
一番先頭に立たされた人間にとって、後ろが全員踊っていない可能性があるのです。あなたがもし、不安を抱えやすい性格ならば、後ろに立っている人間は全員後ろを向いていると脳内で認識してしまうでしょう。この場面で表している表現は「不安」だと思います。

実際、センターで踊っている人間に対して周りのメンバーがどのような振る舞いを後ろでしているかを確認することはできません。複数人いる舞台上で、ある種「孤独」を感じるのです。

この場面で、全員後ろを向いていますが、白石さんと他のメンバーの空間には確かめようのない、可能性だけが常に存在しています。白石さんからしたら、後ろのメンバーが後ろを向いている可能性もありますし、前を見ている可能性もありますし、白石さん自身を見ている可能性があります。
逆にメンバーからしたら、白石さんが前を向いたままの可能性もありますし、同じように後ろを向いている可能性もあります。確かめないようのない「不安」が常に潜んでいます。この場面は、初期の生駒さんの不安な感情を表現しているのだと思います。
常に先頭に立っていた生駒さんにとって後ろがどうなっているのかわからない「不安」と戦いながら、確かめようのない「不安」は孤独だったと思います。

この「不安」を乗り越えたからこそ今の生駒さんが、周りに流されず正しい選択のできる生駒さんがいるのだと個人的に推測しています。そして、実際生駒さんのダンスは若干テンポが速いのはそれが一つの要因なのかもしれません。








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乃木ファン

たまたま見た乃木坂46・「命は美しい」のMusic Videoを見た時に映像作品に心が惹かれて、乃木オタになったバンドマンの成れの果て。